歯を失ったら LOST

歯を失ってしまった際の
治療方法

私たちが生きていく中で、もしかしたら歯周病や大きな虫歯、事故などで歯を失ってしまうことがあります。その際にそのまま放置をすると、歯が動いてしまい歯並びにも影響してしまいます。そのため歯を失ったらなるべくその抜けた歯を補う必要があります。
失ってしまった歯を補う治療方法としては、入れ歯(義歯)、ブリッジ、インプラント、自家歯牙移植があります。

入れ歯(義歯)

入れ歯は多くの歯を失った場合に有効な方法です。自費診療の選択肢もありますが、保険適用もできるので治療費を安く抑えたい人にも多く利用されています。また、インプラントを検討したものの、骨の量が足りなかった場合にも有効です。

当院の入れ歯(義歯)治療

入れ歯(義歯)

コーヌスクローネ義歯の症例

Before

After

通院時の年齢 50代
性別 女性
通院回数 10回
通院目的 歯がグラグラして抜けそうであった。
また、笑うと歯が長く見えて笑えなかったため。
処置内容 コーヌスクローネ義歯
費用 上顎:495,000円
下顎:保険診療で作製した義歯
デメリット 残存歯2本にかなりの負担がかかるが、処置後10年の現在も経過良好。

保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯

入れ歯には保険診療で作るものと自費診療のものがありますが、当院はどちらも幅広く扱っています。保険の入れ歯は見た目や機能にこだわることはできませんが、費用負担が少なく修理しやすいメリットがあります。
自費診療なら見た目の美しさを重視したものや、装着時のズレにくさに特化したもの、食事のしやすさを追求したものなど、複数の選択肢があります。それぞれの違いは丁寧に説明しますので、興味がある方はスタッフにお声かけください。

当院の取り扱い入れ歯(義歯)

  • コーヌスクローネ(自費)

    コーヌスクローネ(自費)

    クラスプ(留め具のばね)を使わないため、入れ歯をしていることを気づかれにくいです。また取り外しもできます。しかし自費診療のため費用がかかるのと、土台となる歯を削る必要があることがデメリットです。

  • マグネットデンチャー(自費)

    マグネットデンチャー(自費)

    クラスプ(留め具のばね)を使用せず磁石で固定する入れ歯です。ズレにくいため、会話や食事が楽しめ、取り外しが出来るのでお手入れも簡単です。歯根が残っていない方や、金属アレルギーの方には適応できません。

  • ロケーター義歯(自費)

    ロケーター義歯(自費)

    二本のインプラントを埋入し、ロケーターという部品を介して入れ歯を装着します。インプラントのような噛み心地はありませんが、ズレにくいメリットがあります。

入れ歯(義歯)の料金

コーヌスクローネ(2歯より) ¥495,000~1,200,000
マグネットデンチャー(1歯) ¥55,000
ロケーター義歯(1歯) ¥55,000

※料金は税込み価格です
※残っている歯の本数により、料金が変動します
※コーヌスクローネ義歯とミリングデンチャー義歯は治療に最低2歯以上必要です

ブリッジ

ブリッジとは、失ってしまった歯の両隣の歯を削って橋渡しをする治療です。しっかり固定できるので、当院では歯を失ってしまった際の第一選択の治療法として考えています。欠点としては、両隣の健全な歯を削ってしまうことと歯の負担が増えることが上げられます。

当院のブリッジ治療

ブリッジ歯の移植・再植

自家歯牙移植の症例1

Before

After

通院時の年齢 60代
性別 女性
通院回数 10回
治療完了に8か月を要しました
通院目的 右下の歯が抜けて入れ歯を作ったが噛めなかったため。
処置内容 左下の親知らずを右下に移植。
その後その歯と手前の歯をブリッジ治療により繋ぎました。
費用 55,000円
※保険適用外です
※上物は別途相談
デメリット 親知らずを用いた自家歯牙移植は外科処置が必要となりますが、処置がインプラント治療と比較して難しいものとなります。

セラミックブリッジ

ブリッジをセラミック素材で作るものです。銀歯で作るブリッジに比べると、見た目が自然で美しい特徴を持っています。また金属アレルギーのリスクもないので安心して使用できます。補いたい部分の両隣の歯を削って被せるため、健康な歯を削らなければならないデメリットはありますが、装着後は天然の歯とあまり変わらない噛み心地が得られます。また、当院は技工物の仕上がりの良さを追求していますので、天然の歯と見分けがつかないような形状や色合いを提供することが可能です。

セラミックブリッジのメリット・デメリット

  • メリット
    • セラミックのため汚れにくい
    • 保険適用外のブリッジが作れる
    • 残っている歯が少なくてもブリッジが作れる
    • セラミックなので透明感がある自然な仕上がりにです
    • 変色が起こらず耐久性もあります
  • デメリット
    • 補う歯の両隣の歯を削る必要があります
    • 金属のブリッジより強度は低いです
    • ケースによって歯の神経を取ることがあります
    • 他の歯への負担があります

メリーランドブリッジ

従来のブリッジよりも歯を削る量を少なくできる治療方法です。従来のブリッジは被せ物でアーチを支えるので、ある程度の量を削る必要があります。一方、メリーランドブリッジは最小限に両隣の歯を削って接着して固定するので、両隣の歯へのダメージが少ないという大きなメリットがあります。

メリーランドブリッジのメリット・デメリット

  • メリット
    • 隣接する天然歯をほとんど削りません
  • デメリット
    • 自費診療なので、費用がかかります

ブリッジの料金

セラミックブリッジ(1歯) ¥110,000
メリーランドブリッジ(1歯) ¥110,000

※料金は税込み価格です
※残っている歯の本数により、料金が変動します

インプラント

歯牙のないところにチタンのスクリューを埋めて人工の歯を作る治療です。数千年前のエジプト時代から行われていた治療ですが、Dr.ブローネマルクがチタンと骨が結合することを発見したことから、飛躍的に成功率が上がり、急速に広まりました。

当院のインプラント治療

当院の取り扱いインプラント

  • ストローマン

    ストローマンは、スイスのバーゼルを本拠地とし、インプラント歯科学、修復歯科学、口腔組織再生の領域のグローバルリーダーです。世界で1,400万本以上のストローマンインプラントが患者様の治療に使用されています。ストローマン製品の高い品質と信頼性は、長期治療成績によって裏付けられており、世界で信頼されるインプラントブランドです。
    引用元:ストローマンパートナーズ

  • インプラテックス

    インプラテックスでは、Implant Direct社(米国)のインプラントシステムを取り扱います。同社は、インプラントに関する米国特許を35も持つ、Dr.Gerald Niznick により開発された歯科用インプラントの販売を専門として、世界でも成長を続ける企業です。インプラントのデザインや素材、サイズ等のバリエーションの豊富さにより、様々な患者様のケースに対応できます。
    引用元:株式会社インプラテックス

  • オステムインプラント

    オステムインプラントは韓国を始め、米国、日本、中国、インドおよびドイツなど世界45か国で使用されています。2010年に発売された TSⅢ SAは骨伝導機能を20%向上し、幅広い臨床ケースに適用できます。 TSⅢHAは優れた骨形成能を有します。さらに、自社の技術に基づいて、世界のインプラントメーカーにも幅広く利用されているオステムガイドが開発されました。
    引用元:株式会社オステムジャパン

インプラント治療のメリット・デメリット

  • メリット

    • 天然歯とほとんど変わりなく硬いものが噛めます
    • 骨に固定するのでずれません
    • 周辺の歯に負担をかけません
    • ブラッシングがしやすいです
  • デメリット

    • 埋入手術が必要です
    • 治療期間が長いことがあります
    • 全身疾患がある場合など適用できない症例があります
    • 保険は適用できません

インプラント治療後のメインテナンスについて

インプラントを装着した場合、定期的なメインテナンスを怠るとインプラント歯周炎という状態になり、悪化するとインプラントを支えきれなくなることもあります。症状としては歯肉の腫れや出血など、歯周病とほとんど同様です。このような状態にならないように、当院では丁寧にセルフケアの指導を行い、定期的なメインテナンスを案内いたします。せっかくのインプラントなので、しっかりケアをして長く大事に使いましょう。

インプラントの料金

ストローマン ¥385,000
インプラテックス ¥330,000
オステム ¥308,000
骨造成 ¥110,000

※料金は税込み価格です
※残っている歯の本数により、料金が変動します

自家歯牙移植

別の場所から自分の歯を持ってくる治療法です。歯の根っこには歯根膜という骨とくっつく組織があります。機能していない親知らずなどを使うことが多いです。

自家歯牙移植

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